ジャパンクオリティ!全世界を変えた日本発のイノベーション5選
日本ほど今日のテクノロジーの状況を形成した国はほとんどありません。東芝は、今私たちが毎日のように使用するコンピューターを初めて大量生産した企業であったとご存知ですか?今日、メールやメッセージで絵文字を使いませんでしたか?それも日本で生まれたものですよね。
フォーブスの調査によると、日本には世界で最もクリエイティブな企業の10%近くが集まっているそうです。にもかかわらず、日本のクリエイティブな面を過小評価し、シリコンバレーやテルアビブのような地域を褒め称える人は多いですよね。そこで、この記事では、日本で発明され世界を革命した画期的なテクノロジーを5つご紹介します!
新幹線(1964年)
1964年10月、世界初の新幹線「ひかり1号」が開通するまで、日本の二大都市である東京と大阪を結ぶ列車の旅は、一日中かかっていました。最高速度210km/hの世界初の新幹線は、移動時間を半分の4時間にまで短縮。現在は、さらなえる技術の進歩により2時間強、近い将来には1時間程度になると予想されています。
ポケット電卓(1970年)
友人たちと食事をしていて会計が来ました。そこで何をしますか?真っ先にスマートフォンを取り出して、電卓アプリを開きますよね?そう、その電卓も日本で生まれなんです。
電卓アプリの元である「ポケット電卓」は日本で発明されました。初期のものは机の上に置いておくものだったので、持ち歩くには大きなポケットが必要でしたが、レストランにそろばんを持っていくよりははるかに小さく便利で、当時では画期的な発明品でした。
ウォークマン(1979年)
iPodが音楽業界を変えた?それは間違いです。実は、2001年にアップル社が発売した時には、すでに音楽業界の変革は始まっていたのです。その背景には、何十年も前に日本で生まれたものがありました。そう、ソニーのウォークマンです。
ウォークマンが登場する前は、外出先で音楽を聴くには、あの巨大なポータブルラジオを持ち運び、再生するしかありませんでした。自分の好きな音楽を選んで、どこでも聴けるというウォークマンのコンセプトは、音楽業界に革命をもたらしました。「音楽を持ち歩けるというモビリティーは偉大なものであった」と関係者は語っています。
青色LED照明(1990年代前半)
1990年代初頭、赤崎勇、天野浩、中村修二の3人の科学者が、半導体から青色LED照明を作り出すことに成功し、照明革命を起こしました。このブレークスルーにより、テレビや携帯電話、パソコンなどの画面の省エネ化や、電力消費の少ない電球の開発が可能に。のちに、この3人の科学者は、21世紀を変える可能性があると評価され、2014年にノーベル物理学賞を受賞しました。
アンドロイドロボット(2003年)
アンドロイドとは、人間のように見え、話し、行動するロボットのことで、かつてはSFの概念に過ぎませんでしたが、日本のイノベーターのおかげで、今や現実のものとなりました。
2003年に大阪大学の知能ロボティクス研究所の研究者らが発表した「DER 01」は、しゃべったり、まばたきしたり、呼吸したりする人間そっくりのロボットです。
ロボット機械によって、日本国内ではすでに変貌を遂げています。2015年夏、長崎では、ほぼすべてのスタッフがロボットで構成されたホテルがオープン。ほかにも、Kiroboは2年前、宇宙で会話をした初のロボット宇宙飛行士として歴史に名を残しました。